空間における「人と物のつながり」ー東京でのスナップを再考 by Ulysses Aoki

こんばんは!ユリです。実は、何週間か写真的スランプ(?)を迎えていた気がします。そういうときこそ、「カメラを持って撮りに行け!」と、伝説的なフォトグラファーたちは言うでしょうね。ということで、今日少し意識を変えて撮りに行きました。

日本」「東京」という場所を考えてみる

僕が好きな写真は、いつも「様々なこと」が起きています。不思議な面もあったり、シュールな面もあったり、悲しさや嬉しさ、美しさが色々と混ざっている写真が多いかもしれません。しかし、僕がいつも撮っている東京では、なんとなく、そんなこと起きないなって思っていました。というか今でも思っています。公的な場でそもそも、知らない人とインターアクションをしないし、むしろ避ける傾向にあります。出かけるときも基本的に、目的性があることの方が多い。だから、ドラマって割と少ないと思います。少なからず、今の僕はそう考えています(そのうち変わるかもしれませんが)。

"Fallen Man" By Joel Meyerowitz

"Fallen Man" By Joel Meyerowitz

僕が大好きなフォトグラファー Joel Meyerowitzは、街での出来事に関して非常に敏感です。人と人とのインターアクションを大切にしていて、それも写真で伝わってきます。空間のエネルギーと瞬間の出来事が相まって、何回見ても楽しい写真ばかりです。

じゃあ、彼みたいな写真は日本でどう撮れるのか。東京でどう撮れるのか。そんなドラマも無いし、高層ビルが多くて光ものっぺりしているし、街が現代的すぎて、道から歩く場所も車が走る道路も、iphoneをいじりながら歩く人々も、全て整いすぎている。と、考えていました。

発想の転換?

今日は、そんな中でも誰かがいることによって変化する空間をいつもより意識してみました。逆の発想もしてみました。様々な人の集団が隣合わせにいてもみんな妙に近い感覚でスマホをいじっていたり、ゴミをあさっている人を無視しようとして歩き去っていく人であったり・・・「何もインターアクションがない」ということも、むしろ東京的な空間における「人と物のつながり」なのかなって思えるようにもなりました。個々で起こっている出来事が一つの場面で何個かあって、それがむしろ結びつかない不思議さ、も体感できました。(なんて言っているかわからなかったらすいません笑)

僕にとっては、割と革新的でした。当たり前なことに気付けなかった自分も情けない。東京という場所を撮っているのに、東京というストリートを理解せず、「腑落ち感」を無視していました。撮りたい写真に幻想を抱いてもしょうがない。面白いは見つけられるし、もっと直感(Joel Meyerowitz は自分の写真は"instinctive"だと言っている)でもいいんだな、と気が楽になりました。

「時おじさん」- Ulysses Aoki

「時おじさん」- Ulysses Aoki

Newtown, Australia - Ulysses Aoki

Newtown, Australia - Ulysses Aoki

本日の写真は、フィルムを使っているため、現像が終わり次第アップしますね!個人的に空間における人や物のつながりを強調できたなあという写真を載せます。フレーム内において、インターアクションがあるのと無いのとでは、だいぶ写真の雰囲気が変わりますね!

これからも、困ったらさらに考えを重ねて撮りに行くことを意識します。とても充実した日だった。そして、鍵となった Joel Meyerowitz、やはり有難う。

より良い写真の撮り方。 by Ulysses Aoki

 

誰もが写真を撮っている世の中になりましたね。iPhoneでも可能ですし、観光客は誰もがキャノン、ニコンやソニーをぶら下げてる気がします。

ではなぜ、機材は皆んな持っているのに、写真に差が出てしまうのでしょうか。ちなみに僕も実は、そんな大それた機材を使っているわけでもありません。本シリーズ「より良い写真の撮り方」では、誰もが活用できるアドバイスを紹介していきたいと思います。スマホでも、一眼でも、フィルもでも、なんでも適用できるようなお話をします。

サンプルがあると理解しやすいと思うので、自分が撮影した写真を中心に話を展開していきたいと思います。

 

ニューヨークにて撮影

ニューヨークにて撮影

1. 「面白い」被写体やシーンを見つけよう

外で歩いている時に、「面白い」被写体やシーンを見つけるよう心がけましょう。自然や絶景でも良いし、無邪気に遊んでいる子供や、口喧嘩をしている老人...僕の上の写真の場合、インパクトがあるなあと思った目の広告でした。なぜ、その場面が自分にとって「面白い」と感じたのか考えてみましょう。なぜそれに反応したのか。そして、周りも同じものに対してどう反応しているのか?こういったことを考えることによって写真のアイデアがどんどん浮かんでくる上に、自分が興味あるものを撮れるアドバンテージが出てきます。

2.  「要素」をフレームに足そう

念ながら、1.において面白い!と感じたものを愚直に撮るだけでは、だいたいの場合足りません。スタバの写真をインスタにあげて、友人に「めっちゃ良い写真だね!!!!」と褒められたことはありますか?無いと思います。ところが、要素をその面白いと感じたものに足すと写真がさらに深くなります。スタバカップを持ってる片手の横に、欲しがってそうに見ている犬がいたら、写真に意味合いやメッセージなどが出てきますよね。ということで、要素を足す時に、1.の被写体やシーンをさらに補完する・引き立たせるものがおもわしいです。僕のニューヨークの写真では、自分がみたニューヨークのダイバーシティであったり、人の流れを同時に撮ることにしました。なので、ちょうど良い粒感の人波が出てくるまで少し待ちました。目線も、みんなまっすぐ向いていたりして、広告の目と対比ができるようになりましたね。

少し難易度が上がりますが、慣れてきたら「三つ目の要素」を足すことにも挑戦してみましょう。これは、皆んなが思っている以上に難しかったりします。ニューヨークの写真に戻ってしまいますが、このケースでは、ニューヨークの象徴でもあるイエローキャブもフレームに含めることに配慮しました。この写真では、いろんなことが起きていたりしますがひとまずの被写体としては、目と、人と、イエローキャブを含めることに成功しました。

3. 様々な角度に挑戦しよう

角度が全てだ!と言う人もいるくらい、撮る角度というのは大切なものです。つまらない、見たことあるような写真と革新的な写真の違いが、角度だけだったりすることもあります。写真を立ちながら撮っていて、気をつけていないと、自分の身長・目線の高さから撮ったものに限定されてしまいます。僕の場合、日本の平均身長よりだいぶ高いので、下手したら上から皆んなの頭のてっぺんと顔の一部を撮るだけになってしまいます。これだとつまらないので、色々試してみましょう。しゃがんだり、中腰になったり。または腰撃ちで写真を撮ったり、上から撮ってみましょう。

ニューヨークの写真、よくみてみるとこれはみんなより位置が格段に高いところから撮っています。信号がある歩道に柵があって、その上に乗って撮りました。高い位置からシーンを撮ると、第三者的な視点になります。だいぶ変なところに立ってたせいか、こっちを見ている人もいますね。(これもこれで、面白い写真になったね!)

最後のアドバイス・・・カメラを持って外に出ましょう!

長々と、読んでいただきありがとうございました。人によってはとても基礎的なアドバイスになってしまいましたが、まずは誰もが写真を撮る時に軽く思い出せるようなアドバイスをしようかなと思いました。今後少しづつ、ぐっと内容が濃いものに入っていきたいと思います。最後のアドバイスは、外に出よう!です。なんでも練習です。挑戦して、ミスらないとうまくならないもんですね。なんでも練習が必要ですね・・・仕事もそうだし、スポーツもそうだし、アートもそう、人間関係・・・・もそう・・・かもしれませんね!!!カメラも一緒です。わからないことが多い場合は、カメラを知っている人と一緒に撮りに行くのは非常に重宝します。効率もだいぶ良いです。僕は、頼れる友人と道端で写真を撮ったりモデルを呼んでポートレート撮影会をしたりで、かなり上達しました。まだまだですが。

困った時は、僕にも是非聞いてください。一緒に撮りに出かけましょう!近々、ワークショップももっと開催していきたいので、そういった機会も是非ご活用ください。

ユリ

 

How to take better photos by Ulysses Aoki

Everyone is a photographer today. Look around. People have iPhones, every tourist has a digital canon, nikon or sony... go pros, and well you name it!

So why isn't everyone taking better photos? It's not the gear. Don't worry. In this series, "How to take better photos", I would like to touch upon some of the basic, but game-changing tips to take better photos, designed for anyone-- Even applicable to your smartphone photo-game. 

It's always easier with an example. Let's work around what I did when I took the photo on the right.

1. Find an interesting subject or scene

Photo taken in New York

Photo taken in New York

When you're walking around outside, look for an interesting subject or scene. It can be anything- beautiful nature, someone with a great taste in fashion, 2 old men fighting, a child playing, or in my case with the photo of New York, an advertisement that showed a pair of eyes. Here, you can also think about WHY you thought the subject was interesting. Why did you react to it? Or did anyone in the scene have a reaction to it?

2. Add "components"... or "Things" to your frame

However, that one thing you found interesting, usually isn't enough. This is what happens with starbucks coffee instagram photos. You're taking a picture of something, and that's it. You can make a photo MUCH more interesting, by adding something else in. Something that can complement your subject of interest. What I did in my photo, was wait for the correct group of people to walk into the frame. The eyes were interesting, but having a diverse group of people looking your way at the same time, seems like a much more interesting photo. AND it complements the advertisement.

If you get even better, try adding a third component in. This is harder than everybody thinks. I wanted a photo that showed my somewhat touristy experience in New York, and represent the energy and place. One thing that I also did, was make sure the yellow cabs were in the photo. There's a lot more going on in this photo, but this is just one more example.

3. Use different angles.

I can't express how much angles matter. A lot of the time, the angle a photo is taken can even be the SOLE difference of a typical photo and a eye-boggler. If you're only taking photos standing, that means you're limited to taking photos from your eyes-height. In my case, I would usually be pointing my camera down to people because I'm a bit taller than the average height in most countries. Try squatting. Then you can try tilting your camera up or down, for a much different perspective. Move a bit to your side. Or you can even look for something to stand on, for a different perspective.

The photo above was actually taken on a height. It allowed me to have a bird's eye view of the scene. And no wonder some people were staring at me in the photo! (Which also made it more interesting in my opinion)

LAST TIP- GO OUTSIDE!

Thank you for your attention, I kept these tips very general. It may be more of a reminder for photographers. I'll go more in depth as I write more. My last tip is to yes, go outside and shoot more! You NEED trial and error. Practice is needed in anything, work, sports, art.... relation...ships? you name it! It also helps to go with someone you can trust with the camera. I improved a lot by asking friends to teach me as we take portraits, or take street photos. 

You can even ask me for advice, or to take photos together. I will also be planning more workshops in the future, so that may be good practice for people that want to up their photo game too.